静岡県済生会 静岡医療福祉センター

児童部

昭和28年に開設された静岡療護園が前身になり、昭和61年現在地に移転しました。児童福祉法に基づく肢体不自由児施設であり、同時に医療法による病院(120床)として運営されています。障がいのある児童に対し、入院及び通院による診療・リハビリテーション・教育・保育・生活指導などを統合した「療育」を行い、児童の社会的自立や幅広い生活の向上を目的としています。

基本理念


私たちは、ノーマライゼーション実現のため、
あたたかな心をもって皆さんを応援いたします。

ノーマライゼーションとは

「障がいを持っていても地域で当たり前の暮らしをしよう」という、障がいを持つ人も持たない人もそれぞれの地域で共になかよく暮らそうという基本的な考え方です。


医療


整形外科的治療

整形外科では、脳性麻痺、二分脊椎、ペルテス病等の子ども達の診察をし、手術やリハビリのプログラムを決めたり、装具、車椅子、杖等の作製をします。運動機能の向上、日常動作の自立を目標に診察しています。

小児神経科的治療

脳性麻痺、二分脊椎、筋ジストロフィー等の運動障がい児や、ダウン症、自閉症等の発達障がい児の診察、診断のための検査、抗てんかん薬などの内科的治療を行っています。運動療法、認知言語療法、生活指導により、子ども達の成長のための援助を行います。

入院・看護


入院

児童だけで入院して自立を目指し、リハビリや手術などの治療を受けます。施設内での保育、隣接する県立静岡南部特別支援学校(高等部は中央特別支援学校)での教育を受けられます。病棟では、看護師が三交替で24時間、健康管理とともに子ども達の成長のための援助を行っています。

母子入院

お母さんと一緒に入院(1〜2ヶ月)して、リハビリと保育を受けられます。


外来診査・リハビリテーション 入院の申し込み


●外来診察を受けるには保険証をお持ちの上、外来窓口までお越し下さい。

■整形外科

月・火・金曜日 8:30〜11:30

■小児神経科

「初診」「再診」とも全て「予約制」です。

■歯科(障がい児・者を対象)

月〜金曜日 9:00〜16:00 全て「予約制」です。
※各科受診の際には、あらかじめ電話等でご確認下さい。

●外来でのリハビリを受けるには、初めに診察を受けていただきます。次から予約制になります。

●入院の申し込みについては、担当医師による入院適否の診察を受けていただきます。入院が決定しましたら所管の児童相談所を通し契約入院の手続きになります。

●入院中の費用はご家庭の収入に応じた一部負担があります。

リハビリテーション (理学療法・作業療法・言語聴覚)


暖かな療育、充実のスタッフ

訓練スタッフは理学療法(PT)20名、作業療法(OT)15名、言語聴覚療法(ST)6名で構成されています。

医師の指示に基づき、入院又は外来で理学療法、作業療法、言語聴覚療法など、必要なサービスを受けていただくことが可能です。外来でのリハビリは予約制になっております。


■対象

乳幼児、児童(0歳〜18歳)
*成人の方も受け入れていますので、ご相談下さい。

理学療法 PT

正しい筋肉の使い方と筋肉の組み合わせを誘導し、姿勢を整えながら、座る、這う、立つ、歩く等の運動を促し、日常生活に必要な応用的動作(屋外歩行、電動車椅子等)獲得のための指導もしています。加えてボイタ法やボバース法による訓練を受けることも可能です。

作業療法 OT

手を使って楽しく遊具で遊べるように、絵や字が書けるように、食事や更衣ができるように、料理、買い物を楽しめるようになど、生活の質の向上を図る事を目的に行います。社会性や認知面の向上の為の指導もしています。遊具の工夫やコンピュータの指導も行っています。

言語聴覚療法 ST

発声、発語、構音、コミュニケーションの拡大、摂食、口腔機能等の指導を行いながら言語発達を総合的に促していきます。コミュニケーションの拡大にマカトンサイン、VOCA、コンピュータも使用しています。

グループ訓練

通園グループ
対象は乳幼児、毎週水曜日午前中にお母さんと一緒に行っています。内容は、音楽遊び、運動遊び(サーキット等)、感覚刺激遊び(ボールプール等)です。

発達促進グループ
対象は幼児から低学年、5人程度の2グループで、基本的に訓練士とお子さんで行います。認知・言語課題などを用い社会的技能を育てます。

児童部の主な施設基準(医療機関基準)

  1. 障がい者施設等入院基本料3
  2. 特殊疾患入院管理加算基準
  3. 入院時食事療法(Ι)基準
  4. 医療安全管理体制施設基準
  5. 総合リハビリテーション承認施設
    理学療法(Ι)・作業療法(Ι)・言語聴覚療法(Ι)

研修制度認定施設

  1. 日本リハビリテーション医学会研修施設
  2. 日本整形外科専門医制度研修施設
  3. 日本ボイタ協会教育施設
  4. リハビリテーション各種学校臨床実習施設

保 育


入院保育

保育時間の中で園服を着る、トイレ、食事等の支援、自由遊び、課題保育を行っています。誕生会、月別行事(お花見等)園外保育(遠足等)もあります。

生活指導及び学校


生活支援は、人に頼らない、友達と協力、みだしなみを大切にし、児童会による自治活動を推進しています。年中行事(秋祭り等)の他、余暇時間を利用してのクラブ活動も行っています。入院児のうち小・中学生は、隣接の県立静岡南部特別支援学校、高校生は、中央特別支援学校へ通学しており、生活支援では、学習支援にも力を入れています。

地域生活支援


ショートステイ

支援費制度による児童・知的(重症心身障がい者)指定短期入所事業所。市町村に支援費支給の申請手続きを行った後、居宅受給者証に基づき利用いただけます。

障がい児(者)地域療育等支援事業

相談室「やさしい街に」
「ともに支えあって生きる社会づくり」をテーマとし地域療育やご本人、ご家族の暮らしに関する相談員(コーディネーター)を配置しています。

  1. 治療・リハビリ・発達相談
  2. 保育、教育、暮らしの相談
  3. 訪問による各種制度の利用援助
  4. 地域生活情報やボランティアの開拓

電話、来所、必要なら訪問も致します。
TEL 054-285-0789

沿革


敷地 / 5,409.55m2
建物 / 4,868.4 m2
構造 / 鉄筋コンクリート造り

昭和

28年

4月

静岡療護園開園 定員50名

 

10月

高松宮、同妃殿下御視察

31年

1月

定員100名

31年

10月

天皇、皇后両陛下御視察

33年

4月

県立養護学校創設

37年

12月

定員110名

39年

8月

定員120名

61年

3月

静岡療護園廃止

 

4月

児童部として開設(移転改築)
ショートステイ事業開始

平成

15年

4月

指定居宅支援事業所として児童・知的(重症心身障がい者)短期入所事業開始

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